はじめに|引退したあの選手に、球場でもう一度会える
現役時代に胸を熱くさせてくれたレジェンドたちが、ユニフォームを着てグラウンドに帰ってくる——それがOB戦・レジェンドマッチです。そして2026年は当たり年。夏の恒例「プレモル戦」ことサントリー ドリームマッチが第30回の節目を迎えたのに続き、秋には11/22〜23の2日間で大型OB戦が3試合連発します。
この記事では、2026年のOB戦・レジェンド系イベントをすべて主催者・球団の公式一次情報で確認(2026年8月確認)して、日程・チケット・出場レジェンドを1ページに整理しました。
2026年、これから観られるOB戦はいつ・どこで?
結論:11月の3連休に大型OB戦が3試合集中しています。(各公式・2026年8月確認)
| イベント | 日程・会場 | チケット |
| 中日×巨人 LEGENDS MATCH 2026 | 11/22(日)13:00・バンテリンドーム | 主催者先行は受付終了・9/1〜中日新聞販売店等の先行先着(外野¥2,500〜)・一般発売10/1 |
| FIGHTERS LEGENDS GAME | 11/22(日)13:00・エスコンフィールド | 発売中(変動価格制) |
| 王貞治レガシープロジェクト SPECIAL MATCH | 11/23(月・祝)14:00・みずほPayPayドーム | 発売中(¥1,900〜) |
| サントリー ドリームマッチ 2026 | 7/27・東京ドーム=開催済み | 次回は2027年(例年6月上旬発表) |
同じ11/22の13:00に名古屋と北海道でOB戦が同時開催、翌11/23は福岡——「レジェンドの3連休」です。それぞれの中身を見ていきましょう。
プレモル戦こと「サントリー ドリームマッチ」とは?
結論:1995年から続く夏の恒例チャリティOB戦で、1試合平均約4万人を集める国内最大級のプロ野球OB戦です(サントリー公式・2026年8月確認)。
- きっかけは1995年の阪神・淡路大震災。「被災者のために何かできないか」という球界の声で始まり、チケット売上の一部が社会貢献に使われ続けています(2011年・2020年は中止。通算動員125万人超)
- 正式名称は「サントリー ドリームマッチ」(2012年から現名称)。「プレモル戦」はビールブランドにちなんだ通称です
- 例年7月下旬〜8月上旬の月曜夜・東京ドーム開催。監督・GMを含め両軍約30名ずつの殿堂入り級OBが集結し、選手が何度でも再出場できる独自ルールや、上原浩治さんが試合中に両チームで投げる名物「ビールトレード」などエンタメ性も突き抜けています
2026年は第30回記念大会として7/27に開催済み。ザ・プレミアム・モルツ球団(山本浩二監督)がドリーム・ヒーローズ(田尾安志監督)に9-7で勝利し、観衆は35,196人。MVPは4安打の井口資仁さんでした(Full-Count)。今年は掛布雅之さん・和田毅さん・前年まで現役だった澤村拓一さんら9名が新加入しています。
チケットの型も独特で、全席が「チャリティシート」。抽選のペアシートは1組¥3,000、先着販売は外野¥2,500〜で全席にドリンク引換券が付きます。ただしビールイベントのため購入は20歳以上限定(20歳未満のみの入場不可)という他にない条件があるので、家族観戦を考えている人は注意してください。2027年大会は例年どおりなら6月上旬に公式発表されます。
11月22日・23日は「レジェンドの3連休」
中日×巨人 LEGENDS MATCH 2026(11/22・バンテリンドーム)
中日ドラゴンズの球団創設90周年を記念して、巨人のレジェンドOBを迎えるOB特別試合です(球団公式・8/1発表)。11/22(日)13:00試合開始予定。主催に中日新聞社・CBCテレビ、特別協力に両球団とそれぞれのOB会が名を連ねる本格開催です。チケット情報が8/13に公開されました(主催者特設サイト)。全席指定で、主な料金は外野席¥2,500(小中学生¥500)/内野S ¥5,000(¥2,500)/内野SS ¥6,300(¥3,000)/メンバーズS ¥11,000、限定グッズと撮影が付く1塁側フィールドシートは¥30,000、3塁側にはレジェンドの解説が聞けるサンドラシート¥6,000もあります。
最初の販売だった「主催者先行(抽選)」は8/20(木)23:59で受付終了(Boo-Wooチケット/CBCチケットセンター)。当落は購入者個別のマイページ等に通知される方式で、公式サイト上に当落発表そのものの告知記事は出ていません。以降は中日新聞販売店・中日スポーツ・ドラチケ・CBC・DRAGONS BASE・栄プレチケ92の各先行が9/1〜9/30に行われ、一般販売は10/1(木)10:00からです(主催者特設サイト)。
8/16に出場選手の第1弾が発表され、8/28には大幅増員となる第2弾が発表されました。
| 出場OB(抜粋) | 中日ドラゴンズ | 読売ジャイアンツ |
| 第1弾(8/16) | 小松辰雄・山﨑武司・立浪和義・川上憲伸 | 中畑清・江川卓・原辰徳・槙原寛己 |
| 第2弾(8/28・一部) | 権藤博・山本昌・岩瀬仁紀・和田一浩・福留孝介ほか | 桑田真澄・斎藤雅樹・高橋由伸・小笠原道大・ラミレスほか |
主催者特設サイトによれば、第2弾で中日・巨人とも出場OBが20名以上追加され、両球団合わせて50名超の大所帯に拡大しました(主催者特設サイト・8/28時点)。「※参加選手は随時追加公開します」「※当日の出場選手は変更となる場合があります」との注記は継続しています。記念グッズ(ITEMS)の詳細は8/28時点でも「COMING SOON」のままです。
主催者先行に申し込めなかった場合でも、9/1(火)10:00から中日新聞販売店・中日スポーツ・ドラチケ・CBC・DRAGONS BASE等の各先行があり、一般販売は10/1(木)10:00からです。豪華になった出場OBを見てから申し込みたい人は、この段階を狙うことになります。
FIGHTERS LEGENDS GAME(11/22・エスコンフィールド)
日本一に輝いた2006年から20年・2016年から10年の節目に、当時のファイターズ戦士がエスコンに集結するエキシビションゲームです(球団公式)。2006年OBチーム(監督:トレイ・ヒルマン)vs 2016年OBチーム(監督:栗山英樹)が、それぞれ当時のホームユニフォームを着て対戦するという演出。出場者は稲葉篤紀・糸井嘉男・セギノール(2006年側)、中田翔・田中賢介(2016年側)ら14名+両監督が発表済み(7/3発表の第2弾が最新で、8/24時点で第3弾の追加発表はなし)。チケットは発売中(Fチケ・変動価格制、MAIN・STARスタンドは4歳〜小6のこども半額あり)。
王貞治レガシープロジェクト SPECIAL MATCH(11/23・みずほPayPayドーム)
正式名称は「FUKUOKA OH SADAHARU LEGACY PROJECT SPECIAL MATCH」。「王監督レジェンド軍」(選手兼監督・小久保裕紀)と「王会長レジェンド軍」(同・和田毅)が5イニング制で対戦するOB特別試合で、出場OBは34名(球団公式)。斉藤和巳・城島健司・井口資仁・松中信彦・内川聖一・攝津正・五十嵐亮太・森唯斗ら、ダイエー〜ソフトバンクの黄金期がほぼ勢揃いします。チケットは¥1,900〜で発売中。直筆サイン入りユニフォーム付き¥200,000の「ドリームチケット」(8名限定)という飛び道具もありましたが、こちらとスーパーボックスは完売済み(公式チケットページ)。通常のチケットは引き続き発売中です。
現役の試合で「レジェンドに会える」イベントは?
OB戦そのもの以外にも、2026年はレジェンドと接点のある企画が各地にあります(各球団公式・2026年8月確認)。
- 中日 DRAGONS LEGENDS DAY 野手DAY(8/16・バンテリンドーム):来場者全員に「抽選券付きLEGEND OBカード」を配布。出演OBは荒木雅博・立浪和義・宇野勝・福留孝介・和田一浩の5名で、試合後にグラウンドでトークショーも。詳しくはドラゴンズのイベントガイドで
- ソフトバンク ホークスキャラバンOBトークショー:全5回開催で、8/8の和田毅さん(イオン若松SC)に続き、第4回は9/19(土)攝津正さん(イオンモール筑紫野)、第5回は9/20(日)馬原孝浩さん(ゆめタウン博多)と確定しました(8/25発表)。いずれも参加無料・整理券は抽選配布
- 巨人「レジェンズシート」:イベントではなく東京ドームの通年席種。両球団OBの生解説を聴きながら観戦できる、レジェンド好きには穴場の選択肢です
- 球団OB戦の「記念年開催」パターン:広島は2025年11月に「Carp Legend Game」を開催した実績があり、西武も2024年に球団初のOB戦「LIONS CHRONICLE 西武ライオンズ LEGEND GAME」を開催(2027年2月27日・28日には台湾・台北ドームで「SEIBU LIONS TAIWAN SERIES – LEGENDS GAME –」を開催決定。2/28の試合後には西武OB〈郭泰源・渡辺久信・潮崎哲也ら約30名見込み〉と台湾代表OBによる特別試合も実施予定で、チケット販売は2026年9月頃開始予定)。ヤクルトの「Swallows DREAM GAME」(2019年・球団設立50周年)のように、球団OB戦は毎年ではなく記念年に開催されることが多いので、秋の公式発表をウォッチするのがコツです
もっと身近なところでは、日本プロ野球OBクラブ(公益社団法人全国野球振興会)が協力する自治体イベントもあります。「宝くじスポーツフェア ドリームベースボール」では地元選抜とOBチームの対抗戦が行われ、2026年は旭川・酒田・市川・本宮・富山・丸亀・武雄などでの開催が予定されています(日程は公式サイト未掲載分あり)。ファン向けには誰でも入会できる「OBクラブファミリー」(年1口¥10,000)があり、OBのサイン会などに優先参加できます。
OB戦のチケットはどう取る?観戦のコツ
結論:一軍公式戦より安く、売り方はイベントごとにバラバラです(各公式・2026年8月確認)。
- 王レガシーマッチ:¥1,900〜と手頃。タカチケット等で発売中
- FIGHTERS LEGENDS GAME:Fチケで発売中。変動価格制なので買うタイミングで価格が変わります。こども半額の対象席あり
- LEGENDS MATCH(中日×巨人):8/13にチケット情報が公開。まずは8/16〜20の主催者先行(抽選)が最初のチャンスです。90周年の目玉企画なので早めの確保を
- ドリームマッチ:毎年6月上旬発表→抽選(ペア¥3,000)→先着の流れ。20歳以上限定の点だけ要注意
観戦のコツはひとつ。OB戦は「じっくり野球を観る日」ではなく「思い出を語り合う日」です。全盛期のプレーを知っている者同士で観ると、ワンプレーごとに会話が生まれます。逆に言えば、その時代を知らない相手と行くより、同じ時代の野球を見てきた仲間と行くのが一番楽しいイベントです。
よくある質問
Q. プレモル戦(ドリームマッチ)とは何ですか?
A. サントリーが主催するプロ野球OB戦「サントリー ドリームマッチ」の通称です。1995年の阪神・淡路大震災をきっかけに始まったチャリティイベントで、例年7月下旬〜8月上旬に東京ドームで開催。2026年は第30回を7/27に開催済みで、次回は2027年(例年6月上旬発表)です。
Q. 2026年にこれから観られるOB戦はありますか?
A. あります。11/22に中日×巨人のLEGENDS MATCH(バンテリンドーム)とFIGHTERS LEGENDS GAME(エスコンフィールド)、11/23にソフトバンクの王貞治レガシーマッチ(みずほPayPayドーム)と、3連休に3試合が集中しています。日ハム・ソフトバンク分は発売中、中日×巨人は9/1からCBC先行など各種先行先着が始まり、一般発売は10/1です。
Q. 子どもと一緒に観に行けますか?
A. イベントによります。FIGHTERS LEGENDS GAMEはこども半額の対象席があり、王レガシーマッチも¥1,900〜と家族向きです。一方、ドリームマッチはビールイベントのためチケット購入が20歳以上限定(20歳未満のみの入場不可)です。
Q. 球団のOB戦は毎年開催されますか?
A. ドリームマッチは毎年夏の恒例ですが、球団主催のOB戦は周年などの記念年に開催されることが多いです(2026年は中日90周年・日ハム日本一20年&10年・ソフトバンクの王貞治レガシープロジェクトが重なった当たり年)。各球団の秋の発表をチェックしましょう。
まとめ|「あの時代」を語れる相手と観るのが一番うまい
OB戦の醍醐味は、プレーの技術よりも記憶の共有です。バックスクリーン3連発を、2006年の日本一を、ダイエー時代の熱狂を「観てた側」として語り合える相手がいるだけで、同じ試合が何倍も濃くなります。
スタンドメイトなら、同じ球団を応援してきたファンに観戦募集で声をかけられます。プロフィールで応援歴の長さも分かるので、「あの時代を知ってる同世代」を見つけやすいのはOB戦観戦と相性抜群です。11月のレジェンド3連休、思い出を語れる相手と一緒にどうですか。