観戦ガイド

雨の日の野球観戦ガイド2026|屋根のある球場・雨具(レインコート/ポンチョ)・持ち物・中止ルール

雨の日でもプロ野球は開催される?

楽しみにしていた観戦日が雨予報…。でも大丈夫、プロ野球は少々の雨では中止になりません。小雨なら試合は普通に行われ、強くなっても中断して様子を見るのが基本です。

そして意外と見落とされがちなのが、「行く球場が屋根付きなら、そもそも雨に濡れない」という事実。まずは自分の行く球場が"濡れる球場"かどうかを確認し、屋外なら正しい雨具と持ち物をそろえる——この2ステップで、雨の日観戦の不安はほぼ解消できます。

まず確認|NPB12球場「屋根の有無」一覧(濡れる?濡れない?)

雨対策で一番大事なのは、行く球場に屋根があるか。NPB12球団の本拠地を「濡れない/半分濡れる/濡れる」で整理しました。

球場球団屋根雨の影響
東京ドーム巨人ドーム(固定屋根)◎ 濡れない
バンテリンドーム中日ドーム(固定屋根)◎ 濡れない
京セラドーム大阪オリックスドーム◎ 濡れない
みずほPayPayドームソフトバンク開閉式屋根(通常は閉)◎ 濡れない
エスコンフィールド日本ハム開閉式屋根◎ ほぼ濡れない(後述)
ベルーナドーム西武半開放(屋根あり・壁なし)△ 横殴りの雨は吹き込む
明治神宮野球場ヤクルトバックネット裏2階のみ(パノラマルーフA・B指定席)× その他の席は雨が直接かかる
横浜スタジアムDeNAなし× 雨が直接かかる
阪神甲子園球場阪神なし× 雨が直接かかる
マツダスタジアム広島なし(天然芝)× 雨が直接かかる
楽天モバイル 最強パーク宮城楽天なし× 雨が直接かかる
ZOZOマリンスタジアムロッテなし× 雨+海風が非常に強い

屋根付きの5球場(東京・バンテリン・京セラ・みずほPayPay・エスコン)なら、雨でも濡れずに観戦できます。 ただし京セラドームなど一部は、入場ゲートまでの動線で屋外を歩く区間があるので、その間だけ折りたためる雨具があると安心です。

注意①:エスコンフィールドは「開閉式屋根」

エスコンフィールドHOKKAIDOは、福岡ドームに次ぐNPB2番目の開閉式屋根付き球場。雨天時は屋根を閉めて試合を継続できるため基本は濡れません。ただし2026年は好天日に屋根を開ける「ルーフオープンゲーム」も実施されており、その日でも雨が来れば屋根を閉じます(ファイターズ公式)。

注意②:ベルーナドームは「半開放」で濡れることがある

ベルーナドーム(西武)は屋根がフィールドを覆っていますが、屋根とスタンドの間に壁がない"半屋外"構造。普通の雨はしのげますが、強風をともなう横殴りの雨は吹き込み、外野席や上段など席によっては濡れます。「ドームだから絶対に濡れない」と言い切れない唯一の球場です(構造の詳細はベルーナドーム完全ガイド)。

屋外6球場(神宮・横浜・甲子園・マツダ・楽天・ZOZOマリン)は雨が直接かかります。 とくにZOZOマリンは海沿いで風が非常に強く、雨の日は雨具が風であおられやすいので要注意。ここから先の雨具・持ち物の話は、この屋外球場(とベルーナ)に行く人向けの内容です。

雨具は「傘」ではなく「レインコート・ポンチョ」が正解

屋外球場で雨でも、試合観戦中の傘さしは避けるのが基本です。後ろの席の視界をふさぎ、隣の人に当たって危険なためです。

ただし扱いは球場によって違います。

  • 明確に禁止しているのは楽天モバイル 最強パーク宮城:「座席での雨傘・日傘を差しての観戦」を禁止行為とし、さらに「足元や身の回りに開いた傘を置くこともお断りします」と明記(スタジアムルール
  • 横浜スタジアムも雨傘・日傘をさしての観戦を禁止(各球団公式応援グッズの傘のみ可)
  • 神宮・ベルーナドームは禁止とまでは書かれておらず、周囲への配慮を求め、状況により使用自粛を要請する形(神宮の観戦ルール西武の観戦ルール

いずれにせよレインコート・ポンチョを用意しておけば、どの球場でも問題になりません。マツダスタジアム公式も「雨予報の時は雨具をお忘れなく!」と案内しています。

レインコート・ポンチョ・カッパ、どれがいい?

「カッパ」はレインコートの俗称で、上下が分かれたセパレート型を指すことも。観戦用の選び方はこうです。

  • ポンチョ(最有力):頭からすっぽりかぶれて着脱が速い。膝下まで覆う長めの丈を選べば、座ったとき足元まで守れます。荷物ごと覆えるのも◎
  • セパレート型レインコート(カッパ):上下に分かれたタイプ。動きやすく防御力が高いので、強い雨・長雨やZOZOマリンのような強風球場ではこちらが安心
  • 使い捨てビニール製は心もとない:風で破れやすく、観戦中ずっとは不安。耐久性のある観戦用ポンチョを1着持っておくと毎回使えてコスパも◎

球場の売店でもポンチョは買えますが割高。事前に用意しておくのが鉄則です。

雨の日の持ち物リスト(屋外球場)

屋根なし球場・ベルーナの雨予報なら、この持ち物があれば安心です。

  • ポンチョ or セパレートレインコート(必須・上記参照)
  • 帽子(キャップ):ポンチョのフードから垂れる雨をつばが防ぎ、視界が確保できる。推し球団のキャップなら一石二鳥
  • 大きめのゴミ袋(45L):カバンごと入れて荷物を防水。濡れた座席に敷くのにも使える
  • ビニール袋(複数):濡れたポンチョやスマホの一時防水に。人数分+予備を
  • タオル(多め):座席や体を拭く用。速乾性のスポーツタオルが便利
  • 替えの靴下・着替えのTシャツ:濡れると体が冷えるので、ビニール袋に入れて持参
  • スマホの防水ケース/ジップ袋:電子チケット表示・連絡用に死守したい

持ち物の全体像は野球観戦の持ち物リストも参考に。

服装のポイント

  • 撥水性のあるアウター:ウインドブレーカー等を1枚。ポンチョの下も安心
  • ジーンズは避ける:雨を吸って重く冷たくなる。乾きやすい化繊のパンツが正解
  • 足元は防水:スニーカーは防水スプレー、雨脚が強い日はレインブーツ。替え靴下も忘れずに
  • 濡れてもいい服で:濡れると透ける白Tは避け、乾きやすい服を選ぶと帰りもラク

座席によって濡れにくさが変わることもあります。屋根のかかる上段や風向きの逆側など、席ごとの違い座席選び完全ガイドも参考にしてください。

雨天中止・コールド・払い戻しはどうなる?

屋外球場で気になる「中止・払い戻し」の基本ルールです。

  • 中止の判断タイミング決定時刻は定められていません。広島は「中止決定は当日の天候状況等によりますので、時間は定めておりません」、楽天も「中止決定時間は決まっておりません」と明記しています。当日は球団公式サイト・SNSの速報を必ずチェックしてください
  • 試合の"成立"ライン5回を終えていれば試合成立(後攻チームがリードしていれば5回表終了時点)。ここまで進めば、降雨で打ち切られてもコールドゲームとして記録が残ります
  • 5回未満で打ち切り=ノーゲーム:試合は成立せず再試合になります
  • チケットの扱い:中止・ノーゲームの場合は払い戻し、または振替試合での利用が基本。対応は球団ごとに異なるので、必ず各球団の公式案内で確認を

なお、ドーム球場の試合は天候に関係なく開催されます。雨予報の日にどうしても観戦したいなら、屋根付き5球場の試合を狙うのも一つの手です。

雨の日ならではの楽しみ

準備さえできていれば、雨の日には独特の良さもあります。

  • 空いていることがある:雨予報で来場を見送る人が多く、普段より良い席で観られることも
  • ファンの一体感:悪条件でも声を出す者同士、晴れの日以上に結束する
  • ドラマチックなプレー:水しぶきを上げるダイビングキャッチなど、雨の日にしか見られない名場面も

まとめ

雨の日観戦は、①行く球場の屋根を確認 → ②屋外なら「ポンチョ+帽子+ゴミ袋」の2ステップでほぼ攻略できます。屋根付き5球場なら、そもそも濡れる心配すらありません。雨予報でも、正しく準備すれば観戦は十分に楽しめます。

雨の日でも「行こう!」と言い合える仲間がいれば、もっと心強いはず。スタンドメイトで、悪天候でも一緒に盛り上がれる野球仲間を見つけてみてください。

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